【3月20日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2015)に参戦するモビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)は19日、バレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi)との契約を2年延長したと発表した。世界王者に通算9回輝いた経歴を持つロッシは、39歳までヤマハに所属することになった。

 現在37歳のロッシは、以前所属したドゥカティ(Ducati Team)で不本意な2シーズンを過ごすと、2013年にヤマハに復帰。昨季は、年間王者に輝いたチームメートのホルヘ・ロレンソ(Jorge Lorenzo)に次いで、総合2位でシーズンを終えている。

 ロッシが新たな契約を結び、2018年までヤマハのラインアップにとどまることが決定したため、今季限りで契約が切れるロレンソの去就について、さまざまな臆測が飛び交うことが予想される。 

 ロッシは声明を発表し、「今回の決定にとても満足している。競争力が保たれ、楽しみを見いだすことができる限り、モータースポーツの舞台で戦うことが目標なんだ」とコメント。「2013年にヤマハに復帰して以来、我が家に戻ってきたような気分だったし、それは結果にも表れている。自分のクルーやチームスタッフと働くことが本当に楽しいんだ」

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