【3月6日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)のマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督が5日、本拠地ホワイト・ハート・レーン(White Hart Lane)でアーセナル(Arsenal)と2-2で引き分けたあと、リーグ制覇の可能性を高める大きなチャンスを逃したと認めた。

 現在リーグ2位のトッテナムは、首位レスター・シティ(Leicester City)に勝ち点5差をつけられている。

 ポチェッティーノ監督は「われわれの方が良い結果に値していたと思うし、最初の失点は不運だった」とコメント。「しかし、今後もさくさんの試合が控えており、9試合で多くのポイントを獲得できる。大きなチャンスを逃したことは事実だが、アーセナルは素晴らしいチームだ」

 一方、アーセナルはフランシス・コクラン(Francis Coquelin)が退場処分になったにもかかわらず、後半31分にアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)の同点ゴールが決まり、試合を引き分けに持ち込んだが、首位レスターとは勝ち点8差になった。

 アーセナルのアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は、コクランの退場処分は正しかったとの見解を示し、「彼は自分が大きな間違いを犯したことを理解している」と述べた。

 コクラン自身もアーセナルTV(Arsenal TV)に対し、「レッドカードで退場処分になってしまい、本当に申し訳ない。あれで試合の展開が変わった。退場にならなければ、僕らが勝っていたと思う」と謝罪した。

「チームが同点に追いついてくれて本当に救われた。僕が退場したときは1-0とリードしていたので、負けてほしくなかった。今日の試合で獲得した勝ち点は、タイトルを争うための重要なポイントになるだろう」

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