【2月10日 AFP】サッカーウルグアイ代表のオスカル・タバレス(Oscar Tabarez)監督が、AFPのインタビューに応じ、9試合の出場停止処分が明けるエースストライカーのルイス・スアレス(Luis Suarez)が復帰するのを楽しみにしていると明かした。

 2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)でスアレスはイタリア代表のジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)にかみつき、代表公式戦9試合出場停止処分を科されていた。

「待ち望んでいた瞬間がようやくやってきた」と語るタバレス監督は、スアレスが受けたのは「不当に重い罰」だとの見解を示し、処分内容に納得していないことを改めて強調している。

 W杯ロシア大会(2018 World Cup)の南米予選を戦っているウルグアイは、3月25日にアウェーでブラジルと、同29日にホームでペルーとの対戦を控えており、タバレス監督はその2試合に29歳のスアレスを起用することが可能になる。

「スアレスは重要な選手だ。ピッチでの能力、得点力、重要なゴールを決める勝負強さ、そして困難を乗り越える精神力。そのすべてを彼は兼ね備えている。チームにとっての財産なんだ」とタバレス監督。

「選手は進化する。時が経つなかで、スアレスは置かれた状況を最大限に活用している。彼は底知れない潜在能力を持っている」