【7月29日 AFP】南米サッカー連盟(CONMEBOL)は28日、コパ・アメリカ(2015 Copa America)のチリ戦で相手DFのゴンサロ・ハラ(Gonzalo Jara)と小競り合いになり、退場処分を受けたウルグアイ代表のエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)に対し、2試合の出場停止処分を課すと発表した。

 このためカヴァーニは、10月に行われるW杯ロシア大会(2018 World Cup)の南米予選初戦、アウェーでのボリビア戦に出場することができない。

 コパ・アメリカ準々決勝のチリ戦で、カヴァーニは後半の中盤、ハラの顔を手で払ったとして2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となった。チームも大荒れの試合を0-1で落とし、大会から姿を消した。

 本人とウルグアイ陣営は、カヴァーニはむしろ侮辱行為を受けた側で、審判団はそれを見逃していたと主張した。映像で確認する限り、ハラはカヴァーニのユニホームの尻のあたりに指を突き入れ、挑発しているように見えた。

 そのため、ハラに対しては3試合の出場停止が課されたが、異議申し立ての結果、処分は2試合に軽減された。ハラは準決勝のペルー戦、決勝のアルゼンチン戦に出場できなかったが、チームはPK戦を4-1で制し、優勝を果たした。(c)AFP