ユベントスがローマ撃破で11連勝、ディバラが決勝点
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【1月25日 AFP】15-16イタリア・セリエAは24日、第21節の試合が行われ、王者ユベントス(Juventus)はパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)の今季12得点目となるゴールが決勝点となり、ASローマ(AS Roma)に1-0で勝利した。
ユベントスはホームでローマと対戦した過去4試合のリーグ戦にすべて勝利し、最低でも3得点を記録していたが、今回は接戦を制してその連勝を伸ばした。
ディバラは後半32分、ポール・ポグバ(Paul Pogba)の短いスルーパスを受けると、ローマのGKヴォイチェフ・シュチェスニー(Wojciech Szczesny)の牙城を破り、本拠地ユベントス・スタジアム(Juventus Stadium)の観衆を沸かせた。
ユベントスはこれでリーグ戦の連勝を11に伸ばし、首位ナポリ(SSC Napoli)との勝ち点2差を維持した。ナポリは同日に行われた試合で、ゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)が21試合で21得点目となるゴールを記録するなど、サンプドリア(Sampdoria)に4-2で勝利している。
一方、ルディ・ガルシア(Rudi Garcia)前監督を解任し、ルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)監督が就任して2試合目となったローマは、リーグ5位の座は維持したものの、首位ナポリとの勝ち点差は12に広がった。
この試合ではまた、ローマのダニエレ・デ・ロッシ(Daniele De Rossi)が、ユベントスのマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)に人種差別発言を行った疑惑が浮上し、後味の悪さを残している。
イタリアのいくつかのウェブサイトによると、デ・ロッシがマンジュキッチに対して「黙れ、くそジプシー」と暴言を浴びせた場面がテレビで確認されたと伝えている。(c)AFP