イワノビッチ、コーチ救急搬送でキーズに逆転負け 全豪OP
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【1月24日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)は23日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第20シードのアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic、セルビア)は、コーチが病院に救急搬送されるアクシデントに見舞われた。試合は約1時間の中断を挟んで再開されたが、それまでリードしていたイワノビッチは、第15シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)に逆転勝ちを許している。
イワノビッチのコーチを務めるのは、男子テニスのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)の義父ナイジェル・シアーズ(Nigel Sears)さん。シアーズさんの娘であるキム(Kim)さんは、マレーとの第1子出産を控えている。
この日、イワノビッチが6-4、1-0でリードを奪いながら第2セットを戦っていた場面で、58歳のシアーズさんが体調不良を訴えると、救急隊員が担架で同氏を運び出した。
周囲にいた観客によれば、シアーズさんはしっかりしていたということだが、試合が中断される中、イワノビッチは心配そうに現場の状況を見つめていた。
第2セットの第2ゲームから試合が再開されると、イワノビッチはアクシデントにも負けずブレークに成功し、ストレート勝ちを確実にしたかに見えたが、ここからブレーク合戦が始まる。第10ゲームでキーズがサービングフォーザセットを迎えると、イワノビッチが6回ブレークチャンスを手にしたものの、これを決められずにセットカウントが1-1のタイとなった。
2008年の全仏オープン(French Open 2008)覇者イワノビッチは、第3セットの序盤にキーズのサービスを破って経験値の高さを見せつけたが、その後は2回連続でブレークされてしまう。
最後はキーズがクロスに打ったボレーが決まり、イワノビッチは逆転されて6-4、4-6、4-6で3回戦敗退を喫した。
米スポーツ専門チャンネルESPNでリポーターを務める元プロテニス選手のパム・シュライバー(Pam Shriver)さんは、イワノビッチ陣営の話として、シアーズさんが試合開始30分前から体調不良を訴えていたと伝えている。また、搬送されたときはシアーズさんの意識があったという。(c)AFP/Martin PARRY