【1月21日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)は21日、女子シングルス2回戦が行われ、観客が負傷して30分間の中断が挟まれる中、大会第20シードのアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic、セルビア)は6-3、6-3でアナスタシヤ・セバストワ(Anastasija Sevastova、ラトビア)に快勝し、3回戦に駒を進めた。

 ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)で試合を行った両選手だが、第1セットの途中で観客の一人が階段で転倒し、救急隊員が手当てを行う間、プレーを中断しなければならなかった。

 ウオームアップの後で試合が再開されると、イワノビッチは中断後の雰囲気をうまく生かし、2ゲームを連取して第1セットを手にした。

 イワノビッチは、第2セットの序盤にブレークしたものの、2011年の全豪オープンで16強入りしているセバストワがブレークバックに成功し、ゲームカウントを3-3に戻した。

 それでも第8ゲームでブレークしたイワノビッチは、そのまま逃げ切って3回戦進出を決めた。

 オーストラリアには、イワノビッチの家族や、元恋人のゴルフ選手アダム・スコット(Adam Scott)がいるほか、以前からイワノビッチのファンが多い。

 前哨戦のASBクラシック(ASB Classic 2016)とアピア国際(2016 Apia International Sydney Tennis Tournament)で初戦敗退に終わっていたイワノビッチだが、2回戦までを順調に突破すると、第2シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)がすでに姿を消したトーナメント表で、決勝進出の可能性も十分にある。

 イワノビッチは3回戦で、第15シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)とカザフスタンのヤロスラーヴァ・シュウェドワ(Yaroslava Shvedova)の勝者と対戦する。

 昨年大会(Australian Open Tennis Tournament 2015)の1回戦では、世界ランク142位のルーシー・フラデカ(Lucie Hradecka、チェコ)に敗れ、まさかの初戦敗退を喫したイワノビッチだが、その後の全仏オープンテニス(French Open 2015)で4強入りを果たしている。(c)AFP