「期待ゼロ」のブシャール、全豪オープン初戦突破で復調の兆し
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【1月19日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)は18日、女子シングルス1回戦が行われ、ユージェニー・ブシャール(Eugenie Bouchard、カナダ)は6-3、6-4でアレクサンドラ・クルニッチ(Aleksandra Krunic、セルビア)を下し、復調の兆しをみせた。
2014年大会(Australian Open Tennis Tournament 2014)で自身初の四大大会(グランドスラム)4強入りを果たし大きな可能性を示した21歳のブシャールは、続く全仏オープンテニス(French Open 2014)で4強入り、そしてウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)ではファイナリストとなり、同年10月の世界ランキングで自己最高の5位を記録した。
しかし、昨年9月に行われた全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)で、ブシャールは試合後に更衣室で転倒して頭部を負傷するという大きなアクシデントに見舞われ、脳振とうのため4回戦を棄権。その後も体調不良が続き、武漢オープン(Wuhan Open 2015)を棄権すると、中国オープン(China Open 2015)でもめまいに襲われて1回戦の途中で試合を後にすることになった。
それ以降は大会に出場していなかったブシャールだが、2016年シーズンが開幕すると、ホバート国際(Hobart International 2016)では決勝まで勝ち進み、この日もクルニッチにストレート勝ちを収めた。
2回戦では第4シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)と対戦することが決まったブシャールは、「ホバート国際の直後で厳しい日程でしたが、たくさん試合に出て調整したかったので、それは望むところでした」とコメントした。
頭部の負傷について、ブシャールは今年は何が起きるかわからないと語り、「(大会前は)期待ゼロでしたし、今でもそうです」とコメントした。
「何が起こるかまったく分かりません。長い間休養を必要として、人生で経験したことがない状況に遭遇しているので」
2016年の目標は何もないのか問われると、ブシャールは、「目標は健康で、できる限りプレーすること。試合に戻れてとにかくうれしい。とても出たかった」と答えた。
ブシャールはまた、「心の底ではまだ自分自身を信じていますし、実現できると確信している夢があります」とし、「このまま順調に進み、自分に期待を持ち始められることを願っています」と語った。(c)AFP