【1月12日 AFP】カザフスタンサッカー連盟(FFK)は11日、代表チームの新監督をインターネットによるファン投票で選出すると発表した。

 同連盟の会長は、次期代表監督を外国人かカザフスタン人のどちらにするかを決定する1回目のオンライン投票を行うと明かした。5万人以上が投票を行えば結果が有効と見なされ、4人の候補者による2回目の投票によって新監督が決定される。

 同会長は、「われわれはファンが意思を表明し、戦略的な決定に関わるチャンスを与える決定を下した」とコメントしている。

 エネルギー資源に恵まれるカザフスタンの代表指揮官は、前任者でロシア出身のユーリ・クラスノジャン(Yury Krasnozhan )監督の契約が昨年末で満了を迎え、現在は不在の状況となっている。

 会長は、「投票数が目標に達しなければ、それは連盟にとってまた重要な兆候だ。その場合は、連盟内で決断を下すことになるだろう」としている。

 人口約1750万人のカザフスタンは、アジアでも、2002年の欧州サッカー連盟(UEFA)加盟以降は欧州でも、主要大会の本選出場を果たせていない。

 1991年に旧ソ連から独立して以来、同国では5人の外国人と8人のカザフスタン人が代表監督として指揮を執っている。(c)AFP