フェデラー、体調不良乗り越え4強入り ブリスベーン国際
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【1月9日 AFP】テニス、ブリスベーン国際(Brisbane International 2016)は8日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-4、6-7、6-4でグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)を下し、準決勝進出を決めた。
体調不良の影響をはねのけた前回大会覇者のフェデラーは、粘り強いディミトロフとの戦績を4勝0敗とした。
今週、体調不良と闘っているフェデラーは第1セットはほぼ完璧なパフォーマンスを披露したものの、第2セットは疲れた様子を見せ、ディミトロフが自信を増した。
それでもフェデラーは第3セットはしっかりと地に足をつけ、第5ゲームでブレークを奪うと2時間7分でこの試合をものにした。
フェデラーは、試合中は100パーセントの状態ではなかったと渋々ながら認め、「ある意味厳しい試合だった。体調が整っていなかったから、何の問題も無く勝ち抜けて良かった。でも、身体的にはつらいところだ」とコメントした。
フェデラーは9日に行われる準決勝で、元全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)覇者の第3シード、マリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)を2-6、7-6、6-4で下した第8シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)と対戦する。(c)AFP