【1月7日 AFP】男子テニス、カタール・エクソンモービル・オープン(Qatar ExxonMobil Open 2016)は6日、シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が準々決勝進出を決めた。週末の決勝に向け、ジョコビッチとナダルの対戦に期待が集まっている。

 ジョコビッチは2回戦でフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco、スペイン)と対戦し、1時間9分の末に6-2、6-2で勝利した。

 その後にセンターコートで行われた試合では、ナダルが1時間5分で決着をつけ、6-3、6-2でオランダのロビン・ハーセ(Robin Haase)に快勝している。

 ジョコビッチは、初戦でも6-2、6-2でドイツのダスティン・ブラウン(Dustin Brown)を一蹴しており、2試合を終えてコート上にいた時間はわずか2時間となっている。

 昨季、四大大会(グランドスラム)のうち3つを制する圧倒的な強さを誇ったジョコビッチだが、すでにそのシーズンの再現を見越しているようだ。

 試合後に報道陣の前へ姿を見せたジョコビッチは、「シーズンの立ち上がりに満足している。2試合を両方ストレートで切り抜けた」とコメントした。

「もちろんまだ改善できる点はあるけど、最初の2試合については満足と言うべきだろう」

 気温が20度にも達する温暖なドーハ(Doha)で、ジョコビッチは序盤から試合の主導権を握った。