【12月31日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は30日、カタールのドーハ(Doha)でイタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)と親善試合を行い、1-0で勝利した。

 PSGは18歳のジャン・ケビン・アウグスティン(Jean-Kevin Augustin)がこの試合唯一の得点を決め、圧倒的な成績を残した2015年を勝利で締めくくった。

 お互いにいくつか決定機を作った両チームは、親善試合ながらもドーハのファンを十分に楽しませる試合を展開した。

 PSGは開始直後、今季のリーグ戦出場がわずか6試合しかないアウグスティンにいきなり絶好機が訪れたが、ペナルティーエリア内からフリーに近い状態で放ったシュートは、バーのはるか上に飛んだ。

 前半13分には、インテルファンの一部からブーイングを浴びたズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)もゴールに迫ったが、こちらは相手GKのサミル・ハンダノビッチ(Samir Handanovic)にシュートを阻まれた。

 それでもPSGは前半終了間際、マルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)の巧みなパスでアウグスティンがDFラインの裏に抜け出し、難しい角度からゴールを決めた。

 インテルをなかなか崩しきれなかったPSGだったが、リーグ1で首位を独走するチームは、セリエAの首位を相手に試合を優勢に進めており、勝利は順当な結果だった。

 この試合で4日間のカタールツアーを締めくくったPSGは、来年1月8日にSCバスティア(SC Bastia)とのリーグ戦再開の試合に臨む。

 一方のインテルは、同月6日にエンポリ(Empoli)とのリーグ戦に臨む。(c)AFP/David HARDING