好調ヒルシャーがヴァルディゼールで5勝目、アルペンスキーW杯
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【12月13日 AFP】2015-16アルペンスキーW杯は12日、フランスのヴァルディゼール(Val d'Isere)で男子大回転第3戦が行われ、マルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher、オーストリア)が2本合計タイム2分8秒49で優勝した。
今季、米国のビーバークリーク(Beaver Creek)でスーパー大回転と大回転を制し、オーストリアのセルデン(Solden)で大回転3位に入賞しているヒルシャーは、快晴の中、アルプス(Alps)山脈のサクサクとした雪質を攻略して、2本ともトップタイムを出した。
26歳で総合4連覇中のヒルシャーは、世界選手権(FIS Alpine World Ski Championships)の大回転で2大会連続の銀メダルを獲得した実力を発揮し、トリッキーなことで知られるコースでミスのない滑りを見せて、W杯通算34勝目を挙げた。
ヒルシャーは、「ビーバークリークと比べても非常に難しかった」とコメントしている。
1秒29差の2位にはドイツのフェリックス・ノイロイター(Felix Neureuther)が入り、3位には1秒58差でフランスのビクトル・ムッファト(Victor Muffat-Jeandet)が続いた。
ヒルシャーは、総合順位でもアクセル・ルンド・スビンダル(Aksel Lund Svindal、ノルウェー)を抜いて首位に浮上している。(c)AFP