ヒルシャーが大回転制す、アルペンスキーW杯で2日連続の優勝
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【12月7日 AFP】2015-16アルペンスキーW杯は6日、米国のビーバークリーク(Beaver Creek)で男子大回転第2戦が行われ、総合4連覇中のマルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher、オーストリア)が、2本合計タイム2分32秒58で優勝した。
ヒルシャーは、前日のスーパー大回転に続き、ビーバークリークで2連勝を飾り、フランスのビクトル・ムッファト(Victor Muffat-Jeandet)を0秒98差の2位に抑えた。3位には、2分33秒89でヘンリク・クリストファーセン(Henrik Kristoffersen、ノルウェー)が入っている。
大回転でW杯通算15勝目を飾ったヒルシャーは、オーストリア勢として、同種目の歴代最多優勝者になった。
ヒルシャーは、「この勢いを欧州の大会まで維持したい。自分のスキーに満足している」と語っている。
総合首位のアクセル・ルンド・スビンダル(Aksel Lund Svindal、ノルウェー)は、体調不良のためにこの試合を欠場し、ヒルシャーは大回転のポイントで首位に立つと、総合でもスビンダルとの点差を縮めて2位に浮上した。
前日のスーパー大回転で2位に入ったテッド・リゲティ(Ted Ligety、米国)は、この日、1本目の試技をリタイアしている。(c)AFP