ボンがスーパーG優勝、カナダで3日連続V アルペンスキーW杯
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【12月7日 AFP】2015-16アルペンスキーW杯は6日、カナダのレイクルイーズ(Lake Louise)で女子スーパー大回転第1戦が行われ、米国のリンゼイ・ボン(Lindsey Vonn)が3日連続の優勝を飾った。
31歳のボンは、4日と5日の滑降で2連勝を収めており、6日のスーパー大回転では、1分19秒79を記録し、レイクルイーズ大会で通算18勝目を挙げた。この結果、W杯での優勝回数も70に伸ばしている。
「なかなか良い滑りができたので、満足しています」としたボンは、「終盤に少し遅れを取りましたが、少し攻めて、スピードをキープしました。だから良い滑りができたと思いますが、振り返ればいつだって改善点が見つかるものです」とコメントしている。
1秒32差の2位にタマラ・ティプラー(Tamara Tippler)、1秒35差の3位にコーネリア・ヒュッター(Cornelia Huetter)と、表彰台にはオーストリア勢が続いた。
昨季、滑降とスーパー大回転で種目別優勝を飾っているボンは、W杯のスーパー大回転で25度目の優勝を果たし、男女合わせても歴代トップに立った。
今回の優勝の結果、ボンは300ポイントで総合首位に立ち、ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)を4ポイント差の2位に抑えている。ボンは今季、2012年以来となる5度目の総合優勝を目指す。(c)AFP