CASがプラティニ氏の異議を却下、FIFA倫理委は処分延長を示唆
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【12月12日 AFP】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は11日、国際サッカー連盟(FIFA)が、欧州サッカー連盟(UEFA)会長のミシェル・プラティニ(Michel Platini)氏に科した90日間の職務停止処分は、妥当だとする裁定を下した。プラティニ氏が、来年行われるFIFAの会長選に出馬できるかどうかは、依然として不透明な状況になっている。
プラティニ氏はこの結果、12日に母国フランスで行われる欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)の組み合わせ抽選にも、出席することができない。
9月に犯罪捜査の対象になるまで、プラティニ氏がFIFAの会長職を引き継ぐことは確実視されていた。しかし、プラティニ氏が数年前にFIFAのジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長から200万スイスフランの不正な支払いを受けたという疑惑が明らかになり、両者には90日間のサッカー活動停止処分が科された。
これに追い打ちをかけるように、来週プラティニ氏とブラッター会長の処分について話し合うことになっているFIFAの倫理委員会は11日、プラティニ氏の職務停止処分は「数年に」延びる可能性があると語っている。
倫理委員会のメンバーの一人は、仏スポーツ日刊紙レキップ(L'Equipe)に対し「プラティニ氏は確実にあと数年間の職務停止になるでしょう」とコメントしている。
「汚職で罪に問われなかったとしても、利益相反や不正経理などの違反行為がたくさんあります」
プラティニ氏は、コンサルタント業務の対価としてブラッター会長から受け取った報酬について、17日と18日にFIFAの倫理委員会で説明を行うことになっている。
プラティニ氏の弁護士によれば、倫理委員会のメンバーは、プラティニ氏を永久活動停止処分にするべきだと考えているという。ブラッター会長にも、さらなる処分が見込まれる。
FIFAは、早ければ21日にも決定を言い渡すという。(c)AFP