【12月10日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)は9日、各地でグループリーグ第6節が行われ、グループEのASローマ(AS Roma)は、BATEボリソフ(BATE Borisov)と0-0で引き分け、他会場の結果と併せて決勝トーナメント進出が決まった。

 ローマは攻撃陣が無得点に終わり、不満を残す内容となったものの、GKヴォイチェフ・シュチェスニー(Wojciech Szczesny)が相手の決定機を2回阻止するなどチームを救う活躍をみせ、16強に滑り込む立役者となった。

 期限付きでローマに加入しているシュチェスニーは、以前から古巣のアーセナル(Arsenal)復帰が目標だと公言しており、この日のプレーは、アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督に自分の実力を認めてもらうのに十分だったかもしれない。

 シュチェスニーはゴールシーンが生まれなかったことについて、ファンには怒る権利があると認めつつ、「もしかしたら、最高に美しい(内容)とはいえないかもしれないけれど、それでも突破は果たしたし、重要なのはそこだ」と語った。

「ファンには不満を訴える権利がある。みんなお金を払ってスタジアムに足を運び、チームが勝って、良いサッカーを披露するところを見たがっている。だけど家に帰れば、チャンピオンズリーグにまだ残っていることを実感し、幸せを感じてくれるはずだ」

 ローマのルディ・ガルシア(Rudi Garcia)監督も、シュチェスニーと同様、BATEとスコアレスドローという結果をさほど悲観していない。

 ガルシア監督は、「24本もシュートを打ったし、1点でも取れていればプレッシャーも一気になくなったはずだ。内容がそこまで悪かったとは思わない。ゴールが入らないのであれば、賢くプレーして、絶対に失点しないよう心がけなくてはならない」と話した。

「シーズンの最初の目標、つまりチャンピオンズリーグのベスト16入りは達成できた」

 ローマは順位を争っていたバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)を直接対決の戦績で上回り、グループ首位のFCバルセロナ(FC Barcelona)に勝ち点8差をつけられながらも、勝ち点6で2位の座を守った。

 一方、最下位でグループを終えたBATEのアレクサンドル・イェルマコヴィッチ(Aleksandr Yermakovich)監督は、「最後の最後まで勝利を目指したが、シュチェスニーが素晴らしいセーブを連発した」とコメントした。

「ローマとの間にそこまで差がなかっただけに、落胆はしているが、同時に満足もしている。昨季よりは良い結果を残せた」

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