【12月5日 AFP】米大リーグ(MLB)のシアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)は、青木宣親(Norichika Aoki)外野手と1年契約を交わしたことを発表した。

 33歳の青木は、メジャーで過ごしたこの4年間で、ミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)、カンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)を渡り歩いた。

 昨季93試合に出場した青木は、打率.287、5本塁打、26打点、14盗塁を記録。しかし、脚の骨折や脳振とうの影響で、1か月以上も故障者リスト(DL)に入っていた。

 マリナーズのジェリー・ディポト(Jerry Dipoto)ゼネラルマネジャー(GM)は、「ノリの加入は、外野の守備を強化し、打席でコンタクトを重視するというわれわれの望みをかなえてくれるだろう」と語った。

「安定感と器用さがあって、力強い彼のプレースタイルは、このチームにぴったりフィットするだろう」

 チームと青木には、2017年の契約オプションも与えられている。

 プロ野球のヤクルト・スワローズ(Yakult Swallows)で8シーズンを過ごした青木は、セ・リーグで3回首位打者に輝いた実力の持ち主。メジャー移籍後は、4年間で通算531試合に出場し、打率.287、24本塁打、156打点、81盗塁をマークしている。(c)AFP