【11月30日 AFP】15NFLは29日、第12週の試合が各地で行われ、デンバー・ブロンコス(Denver Broncos)はC.J.アンダーソン(C.J. Anderson)のタッチダウンが決勝点となり、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)とのオーバータイムを30-24で制した。ペイトリオッツはこれで今季初黒星を喫している。

 オーバータイムでブロンコスは、QBトム・ブレイディ(Tom Brady)とペイトリオッツの攻撃を抑えると、RBのアンダーソンは、雪が降り落ちるなかペイトリオッツ守備陣を突破し、48ヤードタッチダウンランを決めた。

 負傷したペイトン・マニング(Peyton Manning)に代わり、キャリア通算2試合目の先発出場を果たしたブロンコスのQBブロック・オスウィーラー(Brock Osweiler)は、第4クオーター終盤にWRのアンドレ・コールドウェル(Andre Caldwell)へタッチダウンパスを通すなど、パス42本中23本を成功させ、計270ヤードを獲得した。

 一方、ペイトリオッツのブレイディは、ブランドン・ボルデン(Brandon Bolden)、スコット・チャンドラー(Scott Chandler)、ロブ・グロンコウスキー(Rob Gronkowski)のタッチダウンを演出するなど、パス42本中23本を成功させて計280ヤードを記録した。

 レシーブ6回で88ヤードを稼いだグロンコウスキーは、試合時間残り3分を切った場面でボールをキャッチしようとした際に膝を負傷し、フィールドから運び出されている。(c)AFP