【11月24日 AFP】15NFLは23日、第11週の試合が行われ、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)は20-13でバッファロー・ビルズ(Buffalo Bills)を下し、開幕10連勝を飾った。

 第49回スーパーボウル(Super Bowl XLIX)覇者のペイトリオッツは、QBトム・ブレイディ(Tom Brady)がビルズの執ような守備を耐え抜き、今季無敗を守った。

 今季3回目のインターセプトを喫したブレイディがタッチダウンパス1本を決めたペイトリオッツは、本拠地フォックスボロ(Foxborough)で攻め込み、アメリカン・カンファレンス(AFC)東地区のライバルを退けた。

 RBジェームズ・ホワイト(James White)がキャリア初となる一試合2本のタッチダウンを決めたペイトリオッツでは、この日9本のパスレシーブで計117ヤードを記録したWRダニー・アメンドーラ(Danny Amendola)が後半に負傷して途中退場している。

 ブレイディが39本中20本のパスを通して計277ヤードを稼いだのに対し、ビルズは第3クオーターにRBルショーン・マッコイ(LeSean McCoy)がこの試合でチーム唯一のタッチダウン決めて10-10に追いついた。

 一方、ペイトリオッツは第3クオーターに審判の不可解な判定があり、アメンドーラのタッチダウンが幻となる場面があった。

 初めにブレイディが右へスクランブルし、サイドラインを前進していたアメンドーラにパスを出した。アメンドーラは、ただ一人マークについていたディフェンダーを振りきり、ほぼフリーでエンドゾーンまで前進してタッチダウンに成功するかと思われた。

 しかし、アメンドーラがブレイディのパスを捕球する直前に、どこからともなく審判の笛が鳴り、プレーが止められてしまった。

 このプレーは無効となり、審判は「不用意な笛」と批判されて恥をかくことになった。

 このドライブでペイトリオッツが得点を逃すと、ビルズは次の攻撃でマッコイのタッチダウンが決まり同点に追いついている。(c)AFP