【11月27日 AFP】15NFLは26日、第12週の試合が行われ、カロライナ・パンサーズ(Carolina Panthers)は33-14でダラス・カウボーイズ(Dallas Cowboys)を下し、開幕からの連勝を11に伸ばした。

 球団史上初めて感謝祭の祝日の一戦に臨んだパンサーズは、QBキャム・ニュートン(Cam Newton)が自らのランでタッチダウンを決めると、守備陣がインターセプトからの得点を2タッチダウンを記録。さらに、キッカーのグラハム・ガノ(Graham Gano)も50ヤードのキックを含む計4本のフィールドゴールを成功させる活躍をみせた。

 対するカウボーイズは黒星に加え、第3クオーターにQBトニー・ロモ(Tony Romo)がパンサーズのLBトーマス・デービス(Thomas Davis)から激しいタックルを受け、左腕をかばいながら途中退場することを余儀なくされた。

 パンサーズは、第2クオーターにLBルーク・キークリー(Luke Kuechly)が2本のインターセプトを記録するなど、守備陣がカウボーイズ攻撃陣の息の根を止めた。

 パンサーズは前半、FSカート・コールマン(Kurt Coleman)とキークリーがインターセプトリターンタッチダウンを決めるなどして、23-3とリードして後半へ折り返した。

 さらに、絶好調のニュートンが27本中16本のパスを通して計183ヤードを稼ぐと、ランでも45ヤードを記録してタッチダウンも決めた。

 ニュートンは、第3クオーター終盤に計14プレーで80ヤード前進する攻撃をけん引。同クオーター残り時間18秒の場面では自ら4ヤードのタッチダウンランを決めてこのドライブ締めくくり、パンサーズに30-6の試合を決定づけるリードをもたらした。

 一方、ロモは21本中11本のパスを通して計106ヤードを記録するにとどまり、退場するまでに3本のインターセプトを献上してしまった。

 今季序盤に鎖骨の骨折で7週間戦列を離れていたロモが、再び同じ個所を負傷したと発表したカウボーイズは、同選手が欠場した試合では7連敗となっている。

 カウボーイズのジェイソン・ギャレット(Jason Garrett)ヘッドコーチ(HC)によれば、最初のレントゲン検査で異常なしとされたロモは、27日に再び医師の診察を受けることになっている。(c)AFP