【11月30日 AFP】15-16イングランド・プレミアリーグは29日、第14節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)は1-1でノリッジ・シティ(Norwich City)と引き分けた。

 アーセナルでは、リスクを冒して出場させたアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)が、大腿(だいたい)部の故障でピッチを後にするアクシデントに見舞われている。

 この試合では、相手GKとDFの中途半端なクリアを見逃さなかったメスト・エジル (Mesut Ozil)が流し込み、前半30分にアーセナルが先制したものの、同43分、プレミア初先発を果たしたノリッジのルイス・グラバン(Lewis Grabban)に同点ゴールを許してしまった。

 アーセナルは勝ち点1を獲得するにとどまり、首位浮上のチャンスを逃してリーグ4位に停滞すると、サンチェス以外にも、サンティ・カソルラ(Santi Cazorla)とローラン・コシールニー(Laurent Koscielny)が故障者リストに入る結果となった。

 アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督率いるアーセナルでは、すでにミケル・アルテタ(Mikel Arteta)、フランシス・コクラン(Francis Coquelin)、ジャック・ウィルシャー(Jack Wilshere)、セオ・ウォルコット(Theo Walcott)、ダニー・ウェルベック(Danny Welbeck)、トマス・ロシツキー(Tomas Rosicky)といった主力の面々が故障を抱えている。

 コシールニーは、臀部(でんぶ)の問題で早々に交代しており、サンチェスは大腿部の痛みを訴えてピッチを去った。カソルラは、膝の故障を抱えながらフル出場を遂げたものの、ベンゲル監督が「脚1本でプレーしていた」と表現したほどだった。

 好調を維持していたサンチェスを失うことが、ファンからの批判を招くことはベンゲル監督も承知のはずだ。

 実際、サンチェスはノリッジ戦の数日前にハムストリングの違和感を訴えていたが、ベンゲル監督は休養させずにプレーさせることを選んでいる。

 そして指揮官は、その決断が間違っていなかったとかたくなに主張している。

「サンチェスの起用を後悔しているかって?まったくしていないよ。選手はサッカーをするために存在するのであって、報道陣に休ませるべきだと言われたときに休むためにいるのではない」

「報道陣であっても、誰がいつけがをするなんて科学的に理解している者はいない。言わせてもらえば、そんなことが予想できる者はどこにもいないんだ」

「われわれは全ての検査結果を見て、大丈夫だと確認した。いつも通りの負荷をかけながら、ストレッチを行い、問題がないと思った」

「欧州には、毎試合に出場する選手だって何人もいるんだよ」

(c)AFP/Jon WEST