【11月28日 AFP】米交流サイト(SNS)大手フェイスブック(Facebook)のマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)最高経営責任者(CEO)は、間もなく父親になることを公表しているが、同社はこのたび、子どもが生まれる男性社員の育児休暇期間の拡大を発表した。年明けから、常勤の男性従業員は、勤務地が世界中のどこであろうと4か月間の育児休暇を有給で取れるようになる。

 女性従業員は、世界中の勤務地ですでに4か月間の育児休暇を認められている。また、これまでも米国内で勤務している男性従業員には、同等の期間の育休が認められてきた。

 同社によれば、米国以外で働いている男性従業員の場合、現行の育児休暇期間は最低4週間で、現地の法律で義務付けられている場合に限り、期間を延長できた。

 来年の1月1日からは、父親となる従業員と、同性カップルで子どもの主保護者でない男性従業員も父親として、同じ期間の有給休暇を取得できることになる。

 有給休暇は、子どもが生まれた後であれば、1年の間にいつでも取ることができ、養子にも適用される。

 フェイスブックはまた、生まれてきた赤ちゃんの養育の支援として、新たに親となった従業員に4000ドル(約49万円)のボーナスも支給する。(c)AFP/Glenn CHAPMAN