【11月26日 AFP】NBA新記録となる開幕16連勝を達成したゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)だが、大黒柱のステフェン・カリー(Stephen Curry)は、リーグ史上最長の33連勝を狙ってはいるものの、まずはこれまで通り、目の前の試合に集中するだけだと強調している。

 ウォリアーズは24日、本拠地オラクル・アリーナ(Oracle Arena)でロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)を111-77で退け、リーグ新記録の開幕16連勝を達成した。

 NBA史上最長の連勝記録は、レイカーズが1971-72シーズンに打ち立てた33連勝で、これはNBAでも最も古い部類の記録に入る。しかし、カリーを筆頭とする今季のウォリアーズの好調ぶりに、多くの解説者はその記録もいよいよ危ないかもしれないと考えている。

 カリーの話によると、ウォリアーズのチーム内でもその記録を狙っていこうという話はあったという。しかし、連勝記録に気を取られて自分たちを見失うことはないと、報道陣に対して力強く語った。

 カリーは「重要なのは、具体的な目標を定め、そこに向かって努力することだ」と述べた。

「ここまでは、すごく良い仕事ができている。だけど、15連勝の話題がチーム内で出始めたのは先週で、11連勝か12連勝を達成したあとだった」

「ずっと先の話をしてもあまり意味がない。レギュラーシーズンは82試合あるし、その間には本当にいろいろなことが起きる。偉大なチームは、目の前の試合に集中するんだ」