レアルのペレス会長、ベニテス監督の全面支持を表明
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【11月24日 AFP】スペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)のフロレンティノ・ペレス(Florentino Perez)会長は23日、2日前に行われたFCバルセロナ(FC Barcelona)戦に0-4で敗れ、立場が危うくなっているラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)監督について、全面的に擁護する姿勢を示した。
ペレス会長は、「ラファエル・ベニテス監督は、われわれの全面的な支持と信頼を得ている。彼はそのプロ意識、実績、経験、そして能力を買われ、監督に選ばれたのだ」と語った。
68歳のペレス会長はまた、バルセロナ戦は「とても情けない試合だった」と認め、ファンの怒りは理解できるとしており、「彼に任せておけば、勝利を手にすることができるだろう」と続けた。
ペレス会長は、試合後にベニテス監督に対して支持を示したと明かすと、選手から指揮官解任を要請されたことを否定している。
「彼は選手と良い関係を築いているし、理事や私との関係も良好だ」
イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)やチェルシー(Chelsea)を率いた経歴を持つベニテス監督は、就任してわずか16試合しか指揮を執っていないが、連敗を喫したレアルは、現在リーグ首位のバルセロナに勝ち点6差をつけられている。
ベニテス監督は6月、人気が高かったカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)前監督の後を引き継いだ。しかし、2005年に就任1年目でリバプールを欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇に導いた実績を持ちながら、スーパースター軍団の自尊心を巧みに操ったアンチェロッティ氏のようなカリスマ性は持ち合わせていない。
昨季終了時には、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)やセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)らがアンチェロッティ氏の続投を求めていた。
大敗した21日の試合でも、終盤にかけてレアルのサポーターがペレス会長に辞任を迫るという場面がみられた。
さらにスペインメディアは、絶大な人気を誇る元フランス代表で、現在レアルの下部組織で指揮を執るジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)氏が監督に就任すれば、ペレス会長はファンの不満を解消することができるだろうと伝えている。
しかしながら、ジダン氏本人はベニテス監督に代わってトップチームを率いる可能性について、時期尚早だとしている。(c)AFP