■目標は全英と五輪の金

 フェデラーは、ツアーでジョコビッチ相手に善戦することができる数少ない選手の一人で、ツアー・ファイナルでも、ラウンドロビンの試合でジョコビッチの公式戦23連勝を止めている。

 ジョコビッチの勢いを止めるため、スタイルの転換が必要と思うか問われたフェデラーは、「特には必要ない。なぜなら、多くの選手に対応できるように、ゲームを改善していく必要があると思うからだ」とコメントした。

「僕にとっては、ラファが難しい相手だ。以前は彼への対策をもっと細かく練習していた」

「ノバク相手には、正攻法で良いと思う。非常にハイレベルなプレーができなければ、勝つのは難しいというだけだ。自分の方が優れていれば、チャンスがあることは分かっている」

 フェデラーはこれから今季の疲れを癒やし、来季に向けての計画を立てていくことになる。

 これまでと同様、フェデラーはウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)で再び優勝するという目標を掲げているほか、リオデジャネイロ五輪での金メダル獲得も狙っている。

「ウィンブルドンは大きな目標だ。リオもそうだけど、一番の目標ではない。今は、直近に迫る全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)に目を向けている」

「それが終わってから、次のことを考える。特定の選手に対して、技術的な問題が数点あるのを除けば、変更点はそこまで多くないと思う。今年は自分のゲームの中に素晴らしいものをたくさん見つけた」

(c)AFP/Steven GRIFFITHS