【11月20日 AFP】西アフリカ・マリの首都バマコ(Bamako)のホテルで20日、2人組が、宿泊客140人、従業員30人を人質に取って立てこもった。ホテルの運営会社が同日、発表した。現場では今も立てこもりが続いている。

 現場は市中心部にあるホテル「ラディソン・ブル(Radisson Blu)」で、米国に拠点を置くこのホテルの運営会社「カールソン・レジドール・ホテル・グループ(Carlson Rezidor Hotel Group)」は英ロンドン(London)で声明を発表し「2015年11月20日の今日、ホテルで人質事件が起きていることは承知している。われわれの情報によれば、2人組が宿泊客140人、従業員30人を(ホテルに)閉じ込めている」と述べた。

 一方マリの治安当局関係者は、客室190の同ホテルをイスラム過激派が銃で襲撃し、建物の外では自動小銃を発砲する音が聞こえると述べている。(c)AFP