【11月9日 AFP】15-16イングランド・プレミアリーグは8日、第12節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は0-0でアストン・ビラ(Aston Villa)と引き分けた。

 実力を備えたストライカー不足を露呈したシティは、最下位のアストン・ビラを相手に敵地でスコアレスドローに終わり、首位固めの好機を逸した。

 シティを率いるマヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)監督は、ボニー・ウィルフリード(Bony Wilfried)をハムストリングの負傷により試合途中で失った。ここまで7連敗を喫していたアストン・ビラを相手に、シティは後半は試合を支配しながらもこれをつなげることができず、指揮官はいら立ちを募らせた。

 1時間以上にわたりストライカーと認識できる選手を欠いたシティは、ラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)、ケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)、フェルナンド(Fernando Francisco Reges)が終盤に勝ち点3を手にするためのチャンスをことごとく棒に振った。

 一方、アストン・ビラの新指揮官に任命されたレミ・ガルデ(Remi Garde)監督は、ティム・シャーウッド(Tim Sherwood)前監督の解任につながった連敗を止め、就任初戦で価値ある勝ち点1を手にした。しかしながら、この上積みでもチームは最下位から抜け出せていない。

 この日行われた試合で前節を終えて勝ち点で並んでいたアーセナル(Arsenal)がトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)と引き分けたため、シティはリーグ首位の座を守っている。(c)AFP