【11月3日 AFP】イングランドサッカー協会(FA)は2日、チェルシー(Chelsea)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督に対し、1試合のスタジアム入場禁止処分と罰金4万ポンド(約740万円)を言い渡した。

 今回の処分はチェルシーが1-2で試合に敗れ、モウリーニョ監督自身もジョン・モス(Jon Moss)主審に対して不適切な行為をみせたとして退席が命じられた、先日のウェストハム(West Ham)戦が対象となっている。

 これにより、モウリーニョ監督は7日のストーク・シティ(Stoke City)戦でベンチ入りすることができなくなった。

 FAは声明を発表し、「独立規制委員会は本日、事情聴取を行い、ジョゼ・モウリーニョ監督に対して1試合のスタジアム入場禁止処分と罰金4万ポンドを科した」とコメントした。

「モウリーニョ監督は、2015年10月24日に行われたウェストハム戦のハーフタイム中に、更衣室付近で審判団に対して不適切な発言や振る舞いを行ったと認めた」

 52歳のモウリーニョ監督は、サウサンプトン(Southampton FC)戦でも審判を批判し、執行猶予付きで1試合のスタジアム入場禁止処分を受けているが、今回の処分とは無関係とされている。

 チェルシーは4日にディナモ・キエフ(Dynamo Kiev)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)を控えているが、FAの処分は欧州サッカー連盟(UEFA)の公式戦で適用外となっているため、モウリーニョ監督は引き続き指揮を執ることができる。(c)AFP