【10月25日 AFP】15-16イングランド・プレミアリーグは24日、第10節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)は1-2でウェストハム(West Ham)に敗れた。

 チームが黒星を喫する中、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は審判の判定に反発し、退席処分を命じられた。

 マウロ・サラテ(Mauro Zarate)に先制点を許したチェルシーは、前半のうちにネマニャ・マティッチ(Nemanja Matic)が2枚のイエローカードを受けて退場処分となった。

 ゴールライン・テクノロジーで完全にボールがラインを割っていなかったとして得点が認められなかったチェルシーは、さらにマティッチへの2枚目のイエローカードの直前には、認められるはずのゴールがオフサイドで取り消しとなった。

 審判団が自身やチームに対して恨みを持っていると幾度も繰り返し、すでに罰金とスタジアム入場禁止(執行猶予付き)の処分を受けているモウリーニョ監督は、この試合でジョン・モス(Jon Moss)主審から退席処分を命じられ、後半戦をスタンドから見守った。

 後半に入り、ギャリー・ケイヒル(Gary Cahill)のゴールでチェルシーは同点に追いついたものの、ウェストハムは途中出場のアンディ・キャロル(Andy Carroll)がチームに勝利をもたらす勝ち越しゴールを決めた。

 この勝利でウェストハムは暫定3位に浮上。一方昨季王者のチェルシーは第10節を終えて5敗目となり、15位に沈んでいる。(c)AFP