マンUがエバートンに快勝、ルーニーが古巣から得点
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【10月18日 AFP】15-16イングランド・プレミアリーグは17日、第9節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は3-0でエバートン(Everton)に勝利した。
ユナイテッドはウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)が古巣から得点すると、さらにモルガン・シュナイデルラン(Morgan Schneiderlin)、アンデル・エレーラ(Ander Herrera)がゴールを挙げ、敵地で快勝を収めた。
グディソン・パーク(Goodison Park)では直近の7試合で1勝にとどまっていたユナイテッドだったが、ルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督率いるチームは、悲しみに暮れて水準を下回ったホームチームを圧倒した。
この日、エバートンで最も成功を収めて人気を博したハワード・ケンドール(Howard Kendall)氏が心臓まひで死去したとのニュースが伝えられた。ケンドール氏は現役時代の1970年にエバートンで1部リーグ制覇を果たし、3回にわたりクラブの指揮を執った。
ライバルクラブのリバプール(Liverpool FC)が隆盛を極める中、ケンドール氏は2度のリーグ優勝(1984-85、86-87)、一度のFAカップ(FA Cup)優勝(83-84)、さらにカップウイナーズカップ(UEFA Cup Winners Cup)制覇(84-85)をチームにもたらした。
ユナイテッドは代表戦週間を前にアーセナル(Arsenal)に0-3で敗れてこの試合を迎えていた。さらに、グディソンパークではここ3試合無得点で3連敗という状態だった。
しかしながら、エバートンは力を発揮しきれず、かつてエバートンの神童といわれていたルーニーの活躍を許した。(c)AFP