【10月1日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)は30日、グループリーグ第2節の試合が各地で行われ、グループBのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は2-1でVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)に勝利した。

 グループリーグ初戦でPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)に1-2で敗れているユナイテッドは、フアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)が1得点1アシストの活躍をみせ、VfLボルフスブルクから逆転勝利を収めた。

 ユナイテッドは前半4分、ボルフスブルクのダニエル・カリジウリ(Daniel Caligiuri)にゴールを奪われ、本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)で先制を許した。

 するとマタは前半34分、PKから同点ゴールを決めると、後半8分にはクリス・スモーリング(Chris Smalling)の同点ゴールをお膳立てした。

 これで公式戦4連勝を飾ったユナイテッドのルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督は試合後、BTスポーツ(BT Sport)に対し、「相手が序盤に得点を挙げたので、難しい試合になった」とコメントした。

「その後、われわれは良いプレーを披露するようになり、たくさんのチャンスを作ることができた。しかし、それをすべて決められたわけではなく、PKはラッキーだったと思っている」

「われわれはゴールを決めることに苦しんでいたが、それでも得点を挙げることができた」

 一方、対イングランド勢4連敗を喫し、これで公式戦3試合で勝利から見放されたボルフスブルクのディーター・ヘッキング(Dieter Hecking)監督は、「われわれには運が足りなかった」と語っている。

「しかし、われわれが今夜の試合でみせた力強いパフォーマンスが、浮上のきっかけになることを確信している」

 同日に行われた試合で、CSKAモスクワ(CSKA Moscow)が3-2でPSVに勝利したことで、グループBは勝ち点3で4チームが並ぶ状況になっている。(c)AFP