【10月14日 AFP】インド・ムンバイ(Mumbai)で、解剖が開始される直前に解剖台の上で目を覚まし、医療スタッフを仰天させたホームレスの男性が死亡した。病院や警察の関係者が14日、明らかにした。

 複数の感染症を患い、意識不明の状態に陥っていたこの男性は、警察官らによって発見され、ムンバイ市内の病院の医師が11日、死亡を確認した。

 だが、解剖の開始直前に男性の呼吸が回復し、仰天した医療スタッフたちはあわてて男性を集中治療室に運び込んだという。

 警察当局と医師らは誤診の責任を押し付け合っていたが、男性が感染症によって13日夜に死亡したことに関しては意見の一致をみたという。(c)AFP