ISLの人気が高まるインド、「眠れる獅子」の目覚めはまだ先か
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【10月2日 AFP】数々の有名人を擁するインディアン・スーパーリーグ(ISL)の開幕が今週末に迫る中、クリケット大国の「眠れる獅子」ことサッカーインド代表が目覚めるのは、まだ先のことになりそうだ。
最新のFIFAランキングで167位に後退したインド代表は、2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)のアジア2次予選でグアムと対戦し、1-2でまさかの敗戦を喫すると、将来に向けてのスター発掘が急務となっている。
しかしISLの第2シーズン開幕を前に、外国人選手たちは、緑の芝がなければ、育つものの育たないと指摘している。
元フランス代表のニコラ・アネルカ(Nicolas Anelka)は、「子どもはみんな、サッカーが大好きだ。サッカーをやりたいのに、施設がないだけさ」と語った。
ムンバイ・シティFC(Mumbai City FC)で選手兼任監督を務めるアネルカは、自身が率いるチームも、シーズン開幕に向けて練習場所を探すのに苦労したと明かした。
「(人工芝ではなく)普通の芝で練習する方法を探さなくてはね。何かしら見つけないと。いつ、どうやって見つかるのかは分からないけどね」
デビッド・ベッカム(David Beckham)氏にキャプテンマークを渡したことで知られるピーター・テイラー(Peter Taylor)元イングランド代表監督は、自身がケーララ・ブラスターズFC(Kerala Blasters FC)の指揮官に指名されてからも整備が続いているインフラは、問題だらけだという。
「施設を見れば一目瞭然、改善の余地がある。ピッチのいくつかは、もっと整備されなくてはダメだ」
8チームが参戦するISLは3日に開幕し、W杯優勝経験を持つ元イタリア代表のマルコ・マテラッツィ(Marco Materazzi)氏率いるチェンナイインFC(Chennaiyin FC)と、ポルトガル代表ストライカーのエルデル・ポスティガ(Helder Postiga)を擁するアトレティコ・デ・コルカタ(Atletico de Kolkata)の対戦カードが初日に組まれている。
10週間のリーグ戦は、創設年だった昨シーズンに多くのサポーターを集め、大物選手や監督の名前とともに、インドでの人気を高めている。