デ・ヨング選手の妻、ウィノナさんが新ファッションブランド
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【10月1日 AFP】英国には高額年収のサッカー選手たちの妻やガールフレンドを、ややネガティブなニュアンスで言い表す「WAG」(ワグ、Wives and Girlfriends)という言葉があるが、ビクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)さんに続き、ファッション界に踏み出した新たな「ワグ」がいる。
イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に所属するオランダ人ミッドフィールダー(MF)、ナイジェル・デ・ヨング(Nigel de Jong)選手の妻で、好きなファッションについてのブログをつづっていたウィノナ・デ・ヨング(Winonah de Jong)さん(34)が「少女の夢を実現し」、自らのファッション・ブランド「ウィノナ」を立ち上げた。
当然、サッカー周辺で派手に動く何百万ドルという資金の「おこぼれ」による虚栄のプロジェクトではないかと疑う者もいるだろう。しかも、ミラノファッションウィーク(Milan Fashion Week)で発表を行った際の大々的なPRに、そうした疑念をはねのける要素はまったくなかった。
南米の小国スリナムで生まれたウィノナさんは「天性のファッションセンスを持ったエキゾチックな美女」で「オランダ人セレブであり、ファッション・アイコン、トレンドセッター、ソーシャルメディアのスター」と表現されている。コレクションは「レッドカーペットで周囲が息をのむ大胆な色やカット、露出、魅惑的な透け感や予想できないスリット」などが特徴だといい、このブランドが同じ「ワグ」たちにもっぱら向いていることをにおわせている。
着飾ることが好きなウィノナさんは、自分のブランドがほとんどの人の手に届かないだろうことを認めてはいるが「私にはボーイッシュな面もあるし、母親でもある。Tシャツにジーンズって時だってある。みんなが何かを見つけられるコレクションにしたい」と語った。