1プレーに涙をのんだ米国が大逆転、3大会ぶりのソルハイムカップ制覇
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【9月21日 AFP】2年に1度開催される米国選抜と欧州選抜による女子ゴルフの対抗戦、第14回ソルハイムカップ(Solheim Cup 2015)は20日、独ザンクト・レオン・ロート(St. Leon-Rot)のザンクト・レオン・ロートGC(St. Leon-Rot Golf Club)で最終日が行われ、議論を呼ぶ判定と涙の末に、米国チームが14.5-13.5で2009年以来の優勝を果たした。
4ポイントのビハインドを背負って最後のシングルス12試合を迎えた米国選抜は、3年前の第39回ライダーカップ(The 39th Ryder Cup)で欧州選抜が6-10から逆転優勝を飾ったのとまったく同じシナリオで、タイトルを獲得した。
この日はまず、前日から順延されたフォアボール3試合が行われたが、そこで米国のアリソン・リー(Alison Lee)は痛恨のミスで涙を流すことになる。
フォアボールの第3試合、リーとブリタニー・リンシコーム(Brittany Lincicome)の米国チームと、スーザン・ペターセン(Suzann Pettersen、ノルウェー)とチャーリー・ハル(Charley Hull、イングランド)の欧州チームは、オールスクエアで17番を迎えていた。
決めれば1アップになるバーディーチャンスを迎えたリーだが、これを外すと、次のパットがコンシード(OK)されたものだと思ってボールを拾い上げた。実際に、ハルは次のティーに向かって歩き出していた。しかしここでペターセンは審判を呼び、自分たちはコンシードを出してはいないと主張した。
つまり、リーはこのプレーで1打の罰を受け、欧州チームにリードを与えてしまったのだ。欧州チームはこのまま、試合のポイントを手にした。
議論を呼びながらも、この悔しさをプレーで晴らそうと決意した米国チームは、シングルスの12ポイント中8.5ポイントを獲得し、大逆転の勝利を飾った。
第6試合に出場したジェリーナ・ピラー(Gerina Piller)は、最終18番で約3.6メートルのパーパットを決め、意地の1ポイントを奪取したほか、第10試合でハルと対戦したクリスティ・カー(Cristie Kerr)は、4番まで3ダウンと大きくリードを許していたものの、5番からの8ホールのうち6ホールを制し、3アンド2で勝利した。
米国は、最後の試合でポーラ・クリーマー(Paula Creamer)がサンドラ・ガル(Sandra Gal、ドイツ)を4アンド3で下し、ようやく欧州の鼻を明かした。
米国選抜の主将ジュリ・インクスター(Juli Inkster)は、「私のチームを誇りに思う」と喜びを表現すると、「みんな素晴らしいゴルフをしていたし、強いハートを見せつけた。みんなタイトルを奪還したいという明確な決意を持っていたから、私がたきつける必要はなかった」と述べた。(c)AFP/Elspeth Burnside