【9月19日 AFP】ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)は18日、開幕を迎え、プールAの地元イングランド代表は35-11でフィジー代表との大会初戦を制した。

 イングランドはマイク・ブラウン(Mike Brown)が挙げた2つのトライで勝利を決めると、終盤にビリー・ヴニポラ(Billy Vunipola)が1トライを挙げてボーナスポイントも獲得した。

 開催国イングランドはW杯の開幕を堂々と飾りたいと望んでいたが、力強いフィジーを相手に試合の大半で不正確なプレーが続いた。

 それでも、トゥイッケナム・スタジアム(Twickenham Stadium)に集まった2003年の大会制覇の再現を望む8万2000人の観客の前で、イングランドは渇望していた勝利を手にした。

 イングランドの主将クリス・ロブショウ(Chris Robshaw)はぎくしゃくとしたW杯初戦を「感情」のせいにしたが、フィジーは「称賛」に値すると語り、「彼らは非常に才能ある選手たちの集まりで、強いプレッシャーをかけてきた。彼らの手のひらの上で踊らされる場面も幾度かあった」と振り返った。

 試合前には開会のセレモニーが行われ、英国のヘンリー王子(Prince Harry)や各国のレジェンドらが登場した。(c)AFP