【9月13日 AFP】連日大勢の移民や難民が到着しているドイツ南部バイエルン(Bavaria)州ミュンヘン(Munich)の警察当局は13日、前日の12日だけで1万2200人が到着したことを受け、受け入れ人数が限界に達していると警告した。

 警察の報道官は、「昨日(12日)は計1万2200人の難民が到着し、今日も大勢が到着する見込みだ。昨日の数を考えると、我々の受け入れ能力が上限に達していることは非常に明確だ」と指摘し、「今日の目標は、ここからできるだけ多くの人を移動させ、新たに到着する人の場所を確保することだ」と語った。

 ミュンヘンはハンガリーやオーストリアを経由して、列車でドイツに到着する難民らの主な玄関口になっており、先週末には約2万人がミュンヘンの鉄道駅に到着した。(c)AFP