ラグビー日本代表、過去の苦い記憶を追い払いW杯8強入り目指す
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■勝利の鍵は「スピードとポゼッション」
それでも、実際に日本が相手に黒星を与えられるのはスコットランドやサモア、そして米国戦になるとみられる。
日本の勝利の鍵を握るのはスピードとポゼッションになるとみられるが、ジョーンズHCは守備の統率とブレークダウン(接点)においてチームを改善する必要がある。
ニュージーランド出身で日本代表のキャプテンを務めるリーチマイケル(Michael Leitch)がFWの後ろでチームに安定感をもたらす役割を続ける一方で、右ウィングの福岡堅樹(Kenki Fukuoka)は、その瞬発力で大活躍が期待されている。
W杯に向けた最後のテストマッチでウルグアイに40-0で圧勝し、手応えをつかんでいるジョーンズHCは、「サッカーW杯でコロンビアが示したように、日本もW杯に出場して存在感を示せる」とコメントした。
「質の高いラグビーを戦えば、試合に勝てなかったとしても人々に『日本はラグビーで侮れない国になった』と言わせられる。それが可能になれば、多くの事を成し遂げることになる」
(c)AFP/Alastair HIMMER