【8月30日 AFP】自転車ロードレースのダニエル・マーティン(Daniel Martin、アイルランド)が、シーズン終了後にチーム・キャノンデール・ガーミン(Team Cannondale-Garmin)を退団し、エティックス・クイックステップ(Etixx-Quick Step)に加入するという。

 29歳のマーティンは、2013年のリエージュ~バストーニュ~リエージュ(99th Liege-Bastogne-Liege)を制した経験を持ち、同年のツール・ド・フランス(2013 Tour de France)でもステージ優勝を飾っている。

 エティックスのパトリック・ルフェーブル(Patrick Lefevere)マネジャーは、「過去にワンデーレースを制しただけでなく、ステージ優勝の経験もある」とマーティンを評すと、「グランツール(三大ツール)で総合争いもしたことがある選手。29歳の今、キャリアのピークに達しているはずだ」とコメントしている。

 マーティンは、「チームに加入するのが楽しみだ。ここ数年で注目されているチームだからね」と話している。

 2008年にプロ入りしたマーティンは、29日に行われたブエルタ・ア・エスパーニャ(70th Vuelta a Espana)の第8ステージで落車に巻き込まれ、大会を棄権している。(c)AFP