【8月31日 AFP】第70回ブエルタ・ア・エスパーニャ(70th Vuelta a Espana)は30日、第9ステージ(トレビエハからクンブレ・デル・ソル. ベニタチェル、168.3キロメートル)が行われ、チーム・ジャイアント・アルペシン(Team Giant-Alpecin)のトム・デュムラン(Tom Dumoulin、オランダ)がステージ優勝を飾り、総合首位に浮上した。

 デュムランは、1級山岳の頂上ゴールまでの残り100メートル付近で加速すると、最後のスプリント勝負でチームスカイ(Team Sky)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)をかわし、4時間9分55秒でステージを制した。

 史上3人目となるツール・ド・フランス(Tour de France)とブエルタの同年2冠を目指すフルームは2秒差でステージ2位となり、カチューシャ・チーム(Katusha Team)のホアキン・ロドリゲス(Joaquim Rodriguez、スペイン)が3位に続いた。

 総合順位では首位のデュムランに対し、ロドリゲスは57秒差の2位につけており、トップで今ステージを迎えたオリカ・グリーンエッジ・サイクリング チーム(Orica GreenEDGE Cycling Team)のエステバン・チャベス(Esteban Chaves、コロンビア)は、さらに2秒差の3位に後退した。

 一方、フルームはデュムランと1分18秒差の総合8位に浮上し、モビスター・チーム(Movistar Team)のナイロ・キンタナ(Nairo Quintana、コロンビア)は、フルームにわずか1秒差の総合7位につけた。総合首位の赤いジャージー(マイヨ・ロホ)を争うフルームとキンタナの勝負は、2週間後にマドリード(Madrid)で迎える最終ステージまでもつれるとみられる。

 フルームは、総合優勝を争うほかのライバルたちが残り3キロ付近で次々とアタックを仕掛けると、あっさり置き去りにされてしまった。

 それでも、フルームは果敢に順位を取り戻すと、最後のアタックを仕掛けたデュムランを終盤に追い越してステージ優勝に迫る速さをみせつけていた。(c)AFP