【8月23日 AFP】第15回世界陸上北京大会(15th IAAF World Championships in Athletics Beijing)は23日、男子100メートル準決勝が行われ、大会連覇を目指すウサイン・ボルト(Usain Bolt、ジャマイカ)は、スタート直後につまずきながらも決勝進出を決めた。

 ボルトは序盤の冷や汗ものの状況から残り40メートルで追い込みを見せ、アンドレ・ドグラス(Andre de Grasse、カナダ)とともに9秒96を記録した。

 一方、2組目に出場したジャスティン・ガトリン(Justin Gatlin、米国)は同胞のマイク・ロジャーズ(Mike Rodgers)を抑え、9秒77で問題なく決勝に進出した。

 第3組ではタイソン・ゲイ(Tyson Gay)が9秒96、アサファ・パウエル(Asafa Powell、ジャマイカ)が9秒97で決勝に駒を進めた。

 このほか、トレイボン・ブロメル(Trayvon Bromell、米国)、蘇炳添(Su Bingtian、中国)、ジミー・ヴィコ(Jimmy Vicaut、フランス)の3選手が9秒99のタイムで拾われ決勝進出が決まった。(c)AFP