【8月23日 AFP】第15回世界陸上北京大会(15th IAAF World Championships in Athletics Beijing)は22日、男子100メートル予選が行われ、世界記録保持者で大会連覇を目指すウサイン・ボルト(Usain Bolt、ジャマイカ)は、危なげなく準決勝へ進出した。

 一方、今大会でボルトの最大のライバルになるとみられているジャスティン・ガトリン(Justin Gatlin、米国)は、予選全体で最速の9秒83を記録し、こちらも準決勝に駒を進めている。

 33歳のガトリンは、今季最高となる9秒74のタイムを記録しているが、世界記録保持者のボルトは先月、ダイヤモンドリーグ(IAAF Diamond League 2015)の第11戦ロンドン大会(Sainsbury's Anniversary Games)で9秒87を計時している。

 ボルトは予選終了後、「体力を温存しながら予選を突破できるよう心がけた。今は本当に調子が良いよ」とコメントしている。(c)AFP