ファラーが1万メートル連覇、長距離種目で新たな歴史を作る―第15回世界陸上
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【8月23日 AFP】第15回世界陸上北京大会(15th IAAF World Championships in Athletics Beijing)は22日、男子1万メートル決勝が行われ、モハメド・ファラー(Mohammed Farah、英国)が大会連覇を果たすと同時に、また新たな歴史を作った。
ファラーは今回の勝利で、エチオピアのケネニサ・ベケレ(Kenenisa Bekele)やハイレ・ゲブレセラシェ(Haile Gebrselassie)氏が持つ記録を上回り、世界大会の長距離種目6連勝という快挙を成し遂げている。
ファラーは決勝終了後、「英国で最も多くのメダルを勝ち取った選手として認知してもらえてうれしいよ」とコメントした。
「歴史を作れたのは素晴らしいことだ」
27分1秒13のタイムでレースを制した32歳のファラーは、29日に予定されている5000メートルで世界大会7連勝を目指すことになる。
ファラーの後続にはケニア勢が続き、ジェフリー・ カムウォロル(Geoffrey Kamworor)が2位に、ポール・タヌイ(Paul Tanui)が3位に入った。(c)AFP/Luke PHILLIPS