豪、シリアでの対IS作戦参加も検討 米の要請を受け
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【8月21日 AFP】オーストラリアのトニー・アボット(Tony Abbott)首相は21日、米国からの要請を受け、イラクで実施しているイスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」に対する軍事作戦を、シリアにも拡大することを検討していると明かした。
豪州政府は、アラブ首長国連邦(UAE)に派遣している豪空軍のF/A18戦闘攻撃機6機と支援航空機2機をイラクでの攻撃作戦に参加させているほか、特殊部隊員約170人を含む約500人の兵士を軍事顧問としてイラクに派遣している。しかし法律上の懸案があるためシリアでの作戦には参加させていない。
アボット首相は、シリアでの活動には法律上の問題が存在するが、米国防総省の要請を「慎重に検討」し、数週間以内に結論を発表すると述べた。(c)AFP