【8月18日 AFP】タイ首都バンコク(Bangkok)の繁華街で爆弾が爆発した17日の事件で、地元警察は18日、死者が21人、負傷者が123人になったと発表した。また、中国・香港(Hong Kong)の政府によると、犠牲者には香港在住の観光客が2人含まれる。

 事件は、ヒンズー教の神をまつり、多くの人々が訪れる「エラワン廟(びょう)」(Erawan Shrine)そばで発生。当局は当初、タイ人が10人と、中国人が少なくとも1人、フィリピン人1人が死亡したと伝えていた。その他の犠牲者の国籍は今のところ、分かっていない。

 香港の入境管理当局は18日、「香港在住の2人が事件で死亡したことを確認した」他、6人が負傷し病院で治療を受けていることを明らかにした。さらに、シンガポールと台湾の両政府も、自国民に負傷者が出たと発表している。(c)AFP