■リオ五輪に向け好感触

 2度目の飲酒運転で米国水泳連盟(USA Swimming)から6か月の出場停止を言い渡されたフェルプスは、それから数大会で懸命に練習したが、思い通りの結果は出ていなかった。

 それでも、フェルプスはボブ・ボウマン(Bob Bowman)コーチに絶対的な信頼を置き、サンアントニオ(San Antonio)入りするまでには、準備ができることを確信していたという。

 200メートル個人メドレーで、2位のウィル・ライコン(Will Licon)に3秒68差をつけたフェルプスは、「ボブがやっていることに、全幅の信頼を寄せていた」と語った。「そのときが来たら、速く泳げることを確信していた」

 全米選手権の3種目で素晴らしい結果を残したフェルプスは、準備不足だった2012年のロンドン五輪ではなく、あふれる才能で8個の金メダルを獲得した北京五輪のころの自分を思い出したという。

「何度も何度もレースに出る中で、ここまで良い感覚だったのは2008年以来だと思う」

「これは素晴らしい土台になると思う。五輪に向けての準備段階で、長らく戻ってこなかった感覚だ」

「12年(ロンドン五輪)は、確実にこんな感じじゃなかった」

 フェルプスは最後に、リオデジャネイロ五輪に向けての意気込みを語った。

「どこかの時点で自己ベストを出したい。そうなれば最高だ。2009年からなかなかベストが出ていないから、来年ベストを出したいな」

(c)AFP