【8月9日 AFP】15-16イングランド・プレミアリーグは8日、第1節の試合が行われ、王者チェルシー(Chelsea)はスウォンジー・シティ(Swansea City)と2-2で引き分けた。

 昨季は本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)で圧倒的な強さをみせたチェルシーだったが、守護神ティボー・クルトワ(Thibaut Courtois)が退場処分を受けてPKを与えるなど、2度のリードを守ることができなかった。

 前半23分にオスカル(Oscar dos Santos Emboaba Junior)のゴールで先制したチェルシーは、スウォンジーの新戦力アンドレ・アイェウ(Andre Ayew)に同点ゴールを許したが、その後はフェデリコ・フェルナンデス(Federico Fernandez)のオウンゴールで勝ち越しに成功した。

 しかし、チェルシーは後半7分、バフェタンビ・ゴミス(Bafetimbi Gomis)に対するファウルでクルトワが退場処分になると、このファウルで与えたPKをゴミス自身に決められて再び追いつかれた。

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、7日にサインした4年間の契約延長を勝利で祝うことはできなかったが、ハムストリングを痛めていたジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)がフル出場を果たしたことは朗報になった。

 コスタと膝を痛めていたクルトワが先発に復帰したチェルシーは、これでベストメンバーがそろい、新戦力のGKアスミール・ベゴヴィッチ(Asmir Begovic)、ラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)はベンチスタートとなった。(c)AFP