【8月6日 AFP】ギリシャとの国境に近いマケドニア・ゲブゲリヤ(Gevgelija)の鉄道駅は、セルビアに向かう列車に乗ろうとする難民であふれている。駅には、顔や手を負傷したシリア難民の女児の姿もあった。父親によると、化学兵器による攻撃で負傷したという。

 イラクやシリアからの難民の多くは、マケドニアとセルビアを経由してハンガリーから欧州連合(EU)域内を目指す。だが、ハンガリーは移民流入を防ぐためセルビアとの国境にフェンスを建設中で、今月31日に完成する見通しだ。(c)AFP