【8月5日 AFP】サッカーアルゼンチン代表のアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)が4日、カタールのドーハ(Doha)でメディカルチェックをパスし、決定的とされているフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)移籍へさらに近づいた。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)から許可を得て、PSG幹部との話し合いのため、カタールの首都へ飛んだディ・マリアは、アスペタル・スポーツ病院で検査を受けた。

 27歳のディ・マリアの移籍については、移籍金4430万ポンド(約86億円)でクラブ間合意に達しており、ディ・マリアが1年でオールド・トラフォード(Old Trafford)を去るのは確実となっている。

 2014年夏、プレミア史上最高額となる5970万ポンド(約103億円)でレアル・マドリード(Real Madrid)からユナイテッドに引き抜かれたディ・マリアは、プレミアデビューこそ上々だったものの、その後は急激に存在感を失っていた。

 リーグ優勝通算20回を誇る名門ユナイテッドで、開幕から6試合で3得点4アシストを記録したディ・マリアだったが、その後はけがで戦線離脱すると、ルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督の構想から外れていった。

 シーズン最後の10試合ではわずか1試合の先発出場にとどまり、結局ヨービル・タウン(Yeovil Town)に2-0で勝利した今年1月のFAカップ(FA Cup 2014-15)で決めた得点がシーズン最後のゴールとなった。

 さらにディ・マリアは1月、チェシャー(Cheshire)の自宅が窃盗被害に遭いかけ、ピッチ外でも落ち着きを得ることができなかっ た。

 ディ・マリアはその後、家族とともに、元ユナイテッドのフィル・ネビル(Phil Neville)氏が所有する市中心部のアパートへ引っ越した。

 ベンフィカ(Benfica)からレアルを経てユナイテッドに加入したディ・マリアは、残留を希望していたが、7月25日からのプレシーズンツアー後半戦に帯同しなかった時点で、去就は事実上決まっていた。

 アルゼンチン代表で65試合に出場しているディ・マリアのユナイテッドでの成績は、出場32試合4得点だった。(c)AFP